ニュースなどでも報道されていますが、8/13~8/15にWindowsUpdateを実施したパソコンでWindowsが起動しなくなる不具合が発生する場合があります。
<詳しい情報は下記を参照下さい。>
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx
<現象>
2014年8月の月例Windows
Updateを、8/13~8/15の期間に適用したPCは、何らかの条件が揃うと再起動後にWindowsが起動しなくなる(Stop
0x50
エラー)状態に陥ります。
一見問題ない様に見えても、複数回の再起動・シャットダウン後に発症する危険性があるため注意が必要です。
<対象PC>
・Windows
Vista/7/8/8.1
・正常に作動(しているように見えている)
・2014年8月13日~15日に Windows
Updateを適用
(8月16日以降にUpdateした場合は大丈夫です。対象プログラム配信が停止されています。)
<解決策>
①下記のUpdateモジュールを削除して下さい。
※ただしPCが起動する場合
※起動しない場合はレジストリ等の作業も必要です。
『コントロールパネル』-『プログラムと機能』-『インストールされたプログラムを表示』より
・2982791
[MS14-045] カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2014 年 8 月 12 日)
・2970228 Update
to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
・2975719
August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server
2012 R2
・2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and
Windows Server 2012
②セーフモード起動後、システム復元を実施して下さい。
※Windowsが正常に起動しない場合に有効です。
※復元ポイントが作成されていない場合は、復元できません。
<セーフモード起動方法>
・Windows Vista /7 の場合
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/start-computer-safe-mode#start-computer-safe-mode=windows-7
セーフモードが起動しましたら、『スタートボタン』-『すべてのプログラム』-『アクセサリ』-『システムツール』-『システムの復元』を開いてください。
上記不具合の更新プログラムがインストールされる前の、復元ポイントを選択します。
復元作業が開始されましたら、作業中は電源OFFしないよう注意してください。そのまま再起動されるのをお待ちください。選択した復元ポイントの状態で、パソコンが起動されます。
・Windows 8 /8.1 の場合
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/windows-startup-settings-including-safe-mode
セーフモード起動後、システムの復元を実施してください。
作業手順は、下記URLを参考下さい。
https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq_documents.asp?FaqID=13218